第103章 責任?

「忙しいの」林田柊は冷たく言い放ち、彼のほうを見ようともしなかった。

「北斗がひどく泣いてる」白鳥空弥が言う。「協議書に面会権を残した以上、母親としての責任は果たすべきだろ」

「責任?」林田柊は顔を上げ、白鳥空弥をまっすぐ見据えた。「私に『金のために子どもを捨てた悪い女』って罵らせたのは、あなたでしょ。今さら責任だなんて。白鳥空弥、自分でおかしいと思わないの?」

白鳥空弥は眉をひそめた。

「いつ、あいつの電話に出るんだ」白鳥空弥は彼女の言葉を受け流し、問いを重ねる。

「十日くらい」林田柊は淡々と答える。「手元の用事を片づけて、気分が落ち着いたら、こっちから連絡する。今は子どもを盾に...

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