第57章 家政婦?

夜9時を少し回った頃、林田柊は片づけを終えると、自分で車を運転して白鳥邸へ戻った。

玄関の扉を開ける。家の中はしんと静まり返っていた。リビングの明かりは点いているのに、人の気配はない。

林田柊は靴を履き替え、そのまま2階へ向かった。

この時間なら、白鳥空弥はどうせ外で相馬祈に付き添っているはずだ――そう思っていた。今の彼は、もう取り繕う気すらない。24時間ずっと浮気相手に張りついていたい、とでも言わんばかりなのだから。

けれど2階の寝室のドアを開けた瞬間、浴室のほうからかすかな水音が聞こえた。

白鳥空弥が、家にいる。

林田柊は特に何も考えなかった。白鳥空弥がなぜこんなに早く帰って...

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