第90章 いい加減にしろ

林田柊は会議テーブルの前まで歩み出た。

相馬祈が半歩、後ずさる。

林田柊は相馬祈を見もしないまま、スクリーンにつながった投影ケーブルを引き抜いた。

大画面が、すとんと暗転する。

白鳥空弥が立ち上がる。

「林田柊、いい加減にしろ」

「悪くない冗談ね」

林田柊は両手をテーブルに突き、ほかの面々を見回した。

「今日ここに来たのは、白鳥社長に通告するため。曾我教授チームの基盤コードは、もう暗号化してロック済み。相馬祈のパクリのゴミコードじゃ、起動すら通らない」

相馬祈が白鳥空弥の袖を掴む。

「空弥、これ会社への脅しだよ。プロジェクトを潰す気なんだ」

「黙れ」

林田柊は首だけ回...

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