第108章 あなたのような疫病神の兄貴たちは歓迎されません

檸檬は琉生のその恩着せがましい言葉を聞いて、口の端を引いた。

またそのお決まりの道徳の押し売りだ。

しかし今回は、もう彼女が情けをかけたり、彼らを許したりすることはなかった。

だが間もなく、近所の人たちが野次馬根性で集まってきて、住民のグループチャットにまで投稿し始めた。

我慢の限界に達した檸檬は、ドアを開け、外に立つ琉生を見据えた。「いい加減にしてくれる?」

「檸檬、俺を恨んでもいい。だが、南斗兄さんがあんなに病んでいるんだ、兄さんの顔くらい立ててやれよ!」

隣人が口を挟んだ。「お嬢ちゃん、なんて冷たいの。実のお兄さんでしょう?」

「実の兄妹に夜を越すほどの喧嘩なんてないわよ。...

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