第11章 高坂檸檬がどうして百位以内に入ることができるのか

琉生は試合のことで少し頭を悩ませていた。

南斗が琉生の肩を叩いた。「成績が出たら、俺からあいつにしっかりと言い聞かせる。敗者復活戦は重要だからな」

琉生は少し不機嫌になった。「そもそもは檸檬が俺にずっと頼み込んできたから、ゲームを教えてやったんだ。それなのに今になって俺をいいように使いやがって。いつからあんなに計算高くなったんだ?」

「どうしてもダメなら、北斗兄さんに出てもらうしかないな。檸檬もさすがに北斗兄さんの顔を潰すことはないだろ!」

湘子は傍らでそれを聞きながら、悔しさに唇を噛んでいた。

檸檬に席を譲るなんて、まっぴらごめんだった! あれは自分の席なのだ!

——

檸檬が学...

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