第146章 謝ったのに、高坂檸檬あなたはまだどうしたいの

「彼女が『甘いレモン』だ」

加藤はゲスト紹介の冊子を佐伯の顔に叩きつけた。「字が読めないのか?  名前がこんなにハッキリ書いてあるだろう!」

檸檬の周りにいた人気配信者たちが、嘲笑モードに入る。

「この拠点のキャプテン、頭おかしいんじゃないの? 顔出ししてない配信者なんて、檸檬ただ一人じゃないか」

「本当だよな。さっき誰かが、檸檬は拠点の選考に落ちたって言ってたけど、何のブラックジョークだよ? サークルの選考がナショナルチームより厳しいってのか?」

「檸檬の実力なら、俺たちの誰にだって勝てる。なのにサークルの選考にすら通らないなんて、この選考に裏があるのが見え見えだな」

佐伯の手が...

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