第187章 兄貴、ちょっと死んで両親に聞いてみて

東弥だけでなく、檸檬も驚いていた。

以前、この藤井弁護士の名前を耳にしたことがある。有名で腕も立つと。

高坂家の弁護士などは、興奮して思わず立ち上がってしまったほどだ。「藤井弁護士、まさか相手方の弁護士が先生だとは思いませんでした。失礼いたします」

「いえいえ、お気になさらず。お互い仕事ですから。どうぞお座りください」

藤井弁護士は非常ににこやかで、檸檬の隣に来ると言った。「高坂さん、資料は移動中に拝見しました。こちらとしては、結果について何かご要望はありますか?」

裁判の結果についてだろうか?

まさか来てくれた弁護士が、これほどの大物だったとは。

それなら、この裁判はもう勝った...

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