第202章 お前は俺の実の妹だ、通報しても無駄だ

檸檬は目の前の北斗を一瞥した。「どいて!」

だが、北斗は動かなかった。「さっきからどうもおかしいと思ってたんだ。急にそんな態度になったのは、後ろ盾になる男ができたからか?檸檬、お前、少しは恥を知れよ」

檸檬は冷ややかに口を開いた。「私が恥知らずですって? 誠キャプテンとは友達よ」

「檸檬姉さん、さっき篠崎さんがあんなに庇ってくれて、彼が姉さんに気があるのは誰の目にも明らかですわ。でも、結城の若様が姉さんと篠崎さんのことを知ったら、お怒りになるんじゃないかしら?」

そう言って、湘子は檸檬の顔に狼狽の色が浮かぶのを期待したが、彼女は無表情だった。

しかし、北斗は衝撃を受けていた。「湘ちゃ...

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