第217章 北斗兄さん破滅の味はどうですか?

檸檬は北斗の手をやすやすと振り払った。

彼女は落ち着き払って言った。「自分で落ちて怪我したんじゃないの? 私が突き落としたとでも?」

「お前のせいだろうが!」

北斗は怒りに任せて大声を張り上げた途端、傷口に響いて全身を震わせた。

「あらあら、北斗兄さんどうしたの? そんなに興奮しないで。でないと顔の傷がもっと酷くなるわよ」

檸檬の手が北斗の腕に置かれ、口元に笑みを浮かべる。「痛い? 痛くて当然よ」

北斗は痛みのあまり一言も発せず、顔面蒼白になった。

彼は目を血走らせる。「檸檬、殺してやる、お前を殺してやる!」

彼のすべてが檸檬によって破壊されたのだ。

しかし檸檬は手に込める力...

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