第364章 悪人には天罰を

世の中にこれほどふざけた人間がいるとは、檸檬は夢にも思っていなかった。

完全に不意を突かれ、彼女は千謙の懐へと突き飛ばされたのだ。

男はとっさに檸檬の腰に手を回し、しっかりと抱き留めて彼女が怪我をしないように守った。

だが、檸檬の胸には怒りが込み上げてくる。これは明らかに、女子大生をただの玩具として扱ったふざけた振る舞いだ。

「女子大生はやっぱり違うねえ。見てごらんよ、この若さ。肌なんて水を弾きそうだ」

「佐伯さん、滅多な冗談はやめてください。ここは学校ですよ、キャバクラやクラブじゃないんですから」

「水商売の女子大生なんて珍しくもないだろう? だが、この学生さんほど上玉はなかなか...

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