第414章 檸檬、今度は君の番だ

檸檬は宴の振る舞いに疑念を抱いていた。この男には、間違いなく別の目的がある。

宴は少しばかり逆上した様子で言った。

「檸檬、俺はこれでも湘子と付き合ってたんだ。別れたとはいえ友達だろ。ここ最近、彼女は学校にも来てないし連絡もつかない。孤立無援の彼女が、高坂家でどんな目に遭わされているか分かったもんじゃない」

檸檬は冷ややかな視線を向けた。

「それで?」

「だから、湘子を学校へ行かせろと言ってるんだ。高坂家が彼女を家に監禁する権利なんてないはずだ」

「誰が監禁なんて言ったの?」

檸檬は宴を見据え、問い詰める。

「誰に吹き込まれたのかしら。それとも、誰の指示でこんなことを?」

そもそも...

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