第434章 お前は俺が守ると知らしめる

檸檬が中村家を訪れた本来の目的は、中村夫人に会うことだった。

今回の件、中村夫人の黙認があるのは間違いない。そうでなければ、東弥にあの詩乃へ手を出すほどの度胸があるはずもないのだから。

中村夫人が東弥と手を組み、少なからぬ額を投資しているという事実も、檸檬は既に掴んでいた。

それゆえ、中村夫人としても東弥のプロジェクトが失敗することは望んでいないはずだ。

だが、いざ中村家に到着してみると、正門で立ち塞がったのは詩乃の『若い継母』葉山英子だった。

場所を変え、二人は今、近くのカフェに向かい合って座っている。

目の前の若い継母を見据え、檸檬は口を開く。

「私を引き止めたということは、詩...

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