第454章 あなたは永遠に唯一無二

檸檬は高坂家の面々が姿を現した瞬間、嫌な予感を覚えた。

 こいつら、また何を企んでいる?

湘子と霧人だけでなく、東弥と南斗の姿もある。しかも彼らの後ろには、巨大なフラワースタンドが二つも運び込まれていた。

南斗と東弥が先頭を歩いてくる。

檸檬は目の前まで来た彼らを冷ややかな目で見据え、口を開いた。

「何をしに来たんですか」

「檸檬。今日が新作発表会だと聞いてな、わざわざ祝いに来てやったんだぞ。ほら、高坂家からの花だ。南斗兄さんはな、お前が好きな分野で輝かしい未来を掴めるよう祈ってるんだ」

檸檬は、周囲に並ぶ花々の中で一際異彩を放つ、やたらと派手なフラワースタンドに目をやった。

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