第491章 これが望月家のあるべき結末だ

檸檬は、彼がここに来た理由を察していた。十中八九、証言の件を知ったのだろう。

彼女は少しの間沈黙した後、自ら口を開いた。

「湘子の父親が、貴方に法廷で証言させることを条件に証拠を出した……そういうことですね」

「ああ。以前、君に約束したはずだ。俺は必ず証言する、とな。その言葉に偽りはない」

ただあの時、彼は檸檬に対し、自分こそがその証人であるという事実を告げていなかった。

今の千謙は言いたいことも言えず、ただ苦い思いを噛み締めるしかなかった。

彼は檸檬の皿に料理を取り分けながら言った。

「その点は安心してくれ。俺は必ず法廷に立つ。罰を受けるべき人間が、のうのうと逃げおおせることな...

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