第558章 相沢湘子の死体もついて帰った

檸檬のあまりに直截的な拒絶に、相手の顔色がみるみる変わった。

露は慌てて青年の腕を引く。

「従兄さん、行きましょう。お祝いの席が始まってしまうわ」

「いつまでそこで油を売っているの? 二人とも何をしているんだい」

中年の女性が姿を現すと、露は恐縮したように声を上げた。

「叔母様、すみません。すぐに行きます。……ほら、従兄さんも」

青年は苛立ちを隠さず、露を乱暴に突き飛ばした。

「お前ごときが、俺に指図するな」

不意を突かれた露はバランスを崩し、そのまま地面に倒れ込んだ。

檸檬の顔色がさっと変わる。すぐさま駆け寄り、露を助け起こした。

「大丈夫?」

露は無言で首を横に振る。...

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