第621章 集金パーティー

檸檬は、やはり詩織という人間に少なからず興味を抱いていた。

腹を決めると、檸檬は千謙にメッセージを送った。

『夜、パーティーに付き合ってくれませんか』

『何のパーティーだ?』

『お金持ちになれるパーティーです。行きますか?』

『行く』

返信を見た檸檬は、ふと顔を上げてオフィスの方へ視線をやった。ドアは閉ざされたままで、まだ会議が続いているようだ。

彼女はすぐに視線を戻し、目の前の仕事に集中した。

それからしばらくして、ふと気配を感じて檸檬が顔を上げると、いつの間にか千謙がパソコンの横に立っていた。

「時間だぞ。儲かるパーティーとやらには行かないのか?」

「もうそんな時間です...

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