第796章 子供は私たちに何か隠しているのでは?

ほどなくして、篠崎千謙が篠崎誠を連れてやってきた。

二人の手には、それぞれプレゼントが握られている。

千謙は目の前のちびっ子を見下ろした。

「開けてみろ。気に入るか?」

「しゅき!」

高坂星月が箱を開けると、そこにはダイヤモンドのティアラと、同じくダイヤをあしらったステッキが収められていた。

篠崎誠が口を挟む。

「ステッキは俺からだぞ。そいつのティアラより高いんだからな」

星月は目の前の品々を見つめた。

「これ、たかいんじゃない?」

お金に不自由したことはないが、これらが高価なものであることは幼心にも理解できていた。

千謙は星月の頭を撫でた。

「ウチには売るほど金がある...

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