第834章 十二連撃なら俺もできる

加藤タカシは慌てて話題を変えた。「あのさ、もし暇ならチームの方へ行ってみないか」

「ああ、いいぜ。顔を出してみるか」

篠崎千謙もまた、かつての場所を見ておきたいと思っていた。

加藤タカシはすぐにオフィスへ連絡を入れた。

チーム・スフィアの拠点。

高坂檸檬はロビーで待機していた。練習に励むメンバーたちを眺めながら、自分も少しはゲームキャラクターに触れておくべきかと思案する。

ここならデザインのインスピレーションが湧くかもしれない。

高坂檸檬は手近な空席のパソコン前に座り、少しぎこちない手つきでキャラクターを操作し始めた。

すぐに数人の男が近づいてくる。その中の一人、若い男が高坂檸...

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