第147章

鈴木直哉の顔は途端に険しく曇った。

ついこの間まで、田中修一との仲の良さを見せつけていたのではないか?

それが今度は、他の男を飼うだと?

水原念は鈴木直哉の顔色など全く気にも留めない様子で、指を折りながら一つ一つ数え始めた。

「最初に知り合ったあのホストには、ベルトを買ってあげるって約束したわ。数日前、大学街の近くで知り合ったばかりの成人したての男子大学生には、カメラを買ってあげるって言ったの。それから昨日は……とにかく、あれこれ合わせると、一年で数億円はかかるわね。鈴木グループの毎年の配当金に頼れば、それで足りるわ。でもね……」

「これからもっとたくさんの男を囲いたいと思ったら、...

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