第201章 私たち、どこかで会ったような

グレンは少し驚いた様子だった。ロマンチックのチームだけでここまでのことができるとは、明らかに信じられないという顔をしている。

しかし、これだけではまだ全く足りない。

「どうしてそこまで勝てると断言できるんだ? 今回の練習試合、ヴィクトリアの成績は散々だったじゃないか」

第一線を退き、下から数えて三番目まで落ち込んでいる。

優勝はおろか、本番のカンヴィアサーキットで無事に完走できるかどうかすら怪しいレベルだ。

橘芹奈のその自信が一体どこから来るのか、グレンには到底理解できなかった。

「俺たちのチームの成績は非常に安定している。誰が優勝しようと、俺たちは確実に三位には入れる。だから…...

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