第247章 どんなに金持ちの男でも男だ

クロダ・キャピタルとスターライト・モーターズの提携が発表されるや否や、早くもその相乗効果が現れ、両グループの株価は大きく値を上げた。

黒田奏多の方ではとうに準備を進めていたのか、わずか一週間足らずで新しいラボが完成していた。

必要な機材は一つ残らず揃っており、何なら氷川昴のラボよりも設備が充実しているほどだ。

何しろ資金力に物を言わせている。どれほど高価な機材だろうと、瞬き一つせずに買い揃えてしまうのだ。

国内の他の研究員たちからすれば、ただただ指をくわえて羨むしかない。

当然だろう。資金力という点において、クロダ・キャピタルの右に出る者はいないのだから。

先代から築き上げたその...

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