ザ・デイ・オフ

セリーナはいつだって火曜日が大嫌いだった。

彼女にとって平日は海に浮かぶ島々で、週末は陽気な宴の本土のようなものだった。

月曜日なら、まだ引き返せる。週末はそこに残っている。やらかした愉快な罪の記憶が、いまだ腹の底をぬくめてくれるのだ。

水曜日は次の週末までちょうど半分。まだ本土は見えないけれど、近づいているのはわかる。その予感だけで前へ進める。木曜と金曜になれば週末は舌で味わえるほど近い。

だが火曜日だけは違う。振り返っても、前を見ても、見えるのは果てしない水ばかり。漕いで、漕いで、漕いで――それでも前も後ろも、ただ水が続くだけだ。

ティーショップを開くと決めたときから、火曜日は自...

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