ザ・ワースト・オブ・フィーリング

二人が木いちごを添えた完璧なキッシュを頬張っているあいだ、話題は彼女の仕事のことと、アイリスとアランという申し分のない組み合わせのことばかりだった。セリーナは声に出して、ポールがあんなに肩の力を抜いているのを見たことがない、とこぼした。アップル・ベイが彼の故郷だった頃でさえ、あれほどくつろいだ顔はしなかった、と。一方のポールは、昨夜から自分を取り巻く面々がどれだけ素晴らしいかを惜しみなく讃えていた。

「君の彼氏、なんでキャンセルしたんだ?」

不意を突かれて、彼女は言葉に詰まった。

セリーナはマグカップをつかみ、両手で包むように持った。

その問いが胸に引っかかった――彼が口にしたからで...

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