ホーム・インベイジョン

 庭を囲う白い杭柵まで来ると、セリーナは身を乗り出して、車寄せの脇にある小さな門のラッチを外し、押し開けた。

 ヘザーはポールの肩に肘を置き、人差し指を唇に当てた。「かわいいセリーナ・エリソンちゃん」と、いかにも彼女がどれほどそれを嫌うか承知していると言わんばかりの顔で言った。

「こんばんは、ヘザー。今夜はご主人の具合はいかが?」セリーナはポーチへ近づきながら、作り笑いを貼りつけて、挑むようにライバルを見据えた。「途中なの? それとも電話して、寝酒でもご一緒しませんかって聞いてみようかしら。――まあ」三段の階段を上がりながら言葉を継ぐ。「あなたが夜に外へ出て、元彼と二人きりで会ってるってこ...

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