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コテージへ戻る道のりは、張りつめた空気に満ち、会話はほとんどなかった。セレナはポールの手を握りしめたまま、相反する感情を抱えて窓の外を見つめていた。

かつて彼女が知っていたポール――長いあいだ声を奪われていた彼が、ようやく自分の言葉を与えられたことは嬉しい。だが隣にいるポールは傷ついているし、エレンもまた傷ついている。数年前、セレナがエレンへの代理的な憤りに終止符を打とうと決めたとき、彼女はその女性を心の中へ迎え入れた。エレンはいつだってセレナに優しかった。実の母が果たせなかった役目を埋めてくれる、代わりの母親のような存在だった。セレナは、今日の話をエレンとするのは先延ばしにしてほしかった。...

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