第4章

グレース視点

 その後の数日間は、最悪で、静寂に包まれた中途半端な日々として過ぎていった。

 私たちは依然として同じ屋根の下で暮らし、形式的な結婚生活を続けている。けれど、そこにあったはずの温もりは消え失せていた。朝食の時間、彼はただ私の前に皿を滑らせ、「食べて」と短く告げるだけで書斎へと姿を消す。職場へ向かう車内は窒息しそうなほど重苦しく、どちらもラジオをつけようとさえしない。そして夜になれば、私たちは他人行儀にアパートの両端にある互いの部屋へと引きこもるのだ。

 何より私の心を蝕むのは、ふとした瞬間の出来事だ。リビングを横切る彼の疲れた背中を見て、「大丈夫?」と声をかけたくなるのに...

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