第7章

 私たちが治療棟の裏手にある丘の中腹に座っていると、ついに彼女が口を開いた。

「お父さん、群れの仕事で忙しかったわけじゃなかったんだね」彼女の声は、かろうじて聞き取れるほどの囁きだった。「ロザリーと一緒にいたんだ。ずーっと」彼女は空いている方の手で草をむしった。「私って、そんなにダメな子なの、お母さん? だからお父さんは、私じゃなくてあの子を選んだの?」

 私は彼女の顔を両手で包み込み、私の方を向かせた。

「あなたは、月の女神様がお創りになった中で、一番勇敢で、一番優しい子狼よ。あなたが悪いわけじゃないわ、レン。悪いのはいつだって彼の方。彼は何も見えていなかったし、あなたにはふさわしく...

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