第7章
その後しばらくのあいだ、両親とデレクは竜族の領地を離れなかった。境界線の外にテントを張り、毎日あの手この手で城に近づこうとしてくる。
あるときは、私とキーランが散歩しているところへ「偶然」を装って現れ、またあるときは竜族の者に頼んで贈り物を届けさせた。
そんなある日、私はキーランと城の庭園でアフタヌーンティーをしていた。
少し離れた場所に、母がふいに現れた。手には、細工の美しいジュエリーボックス。
「メレディス……」声がわずかに震えている。「これね、お母さんがあなたのために選んだの。あなた、小さいころからこういうデザインが好きだったでしょう……」
私は視線すら向けず、紅茶を口に運ぶ...
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