第73章

藤原月美は振り返り、江原義人を見た。『安心して。右京が約束してくれたわ。今日の件で、江原グループと星天未来の提携に影響は出ないって』

江原義人はほっと息をつき、腕を伸ばして月美を抱き寄せると、頬にぶちゅっと強くキスを落とした。『さすが俺の女房だ。ほんと、できる女だな』

そう言いながら、手は遠慮なく彼女のネグリジェの中へ滑り込んでいく。

月美は肘で軽く押し返し、警告するように義人を睨んだ。『義人。これからは藤原右京にちょっかい出さないで。今のあの子、昔みたいにあなたの思い通りになる子どもじゃない』

『さっき電話越しでも分かったわ。あなたに相当不満よ。次があったら、あんなふうに丸く収めて...

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