第205章

「黙ってないで、はっきり言いなさいよ!」

羽鳥おばさんが身を乗り出して言った。

「あの子があんたを陥れようとした件、それを利用して何か仕掛けるつもりなんでしょ?」

そこへ、白石悠真がカットフルーツの乗った皿を二つ手に持って入ってきた。テーブルに置く。

「フルーツだよ」

「まだ具体的には何も。おばさんは心配しないでください、自分で何とかしますから」

神代雪璃は、それ以上語るのを避けた。

悠真の手前、羽鳥おばさんもそれ以上は追及できない。

四人は食卓を囲んだ。雪璃はもともと内向的な性格だが、他の三人が努めて場を盛り上げてくれたおかげで、食事自体は和やかなものとなった。

食後、羽...

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