第46章

皆の好奇の視線が集まる中、夏川清美は腹をくくったような顔をした。

「お姉ちゃんが借りてた部屋、見つけたの。そしたらね、部屋の中から……男と撮った、露骨なプライベート写真が山ほど出てきた。ゴミ箱には……つ、使い終わったのまであって……。お姉ちゃんがそこまでしてるのに、允樹兄さん、まだ庇うの? 何のために?」

夏川清美の言葉に、そこにいた全員が固まった。……私も、例外じゃない。

私が誰かとそんな写真を撮った?

私が外で部屋を借りて暮らしていた?

そもそも、私が服もまともに着られない状態だった頃でさえ、狭くて暗い箱の中に閉じ込められていた。住んでいたのは榎本槙野の家だ。

――夏川清美の...

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