第4章
私の声が静まり返ったホールに鋭く反響した。「誰かが啓示の魔晶球をすり替えて、抽選を細工したんだ!」
観客が証拠を理解するより早く、理奈が息をのんだ。
「映美……何をしたの?」
よろめきながら後ずさりし、両手で口元を覆う。「そんなに先にやりたかったなら、譲るって言ったでしょ! どうして癇癪を起こしただけで、学園の聖なる遺物を壊すのよ!?」
目の前に、細工されたルーンコアが転がっているというのに――彼女はそれを完全に無視した。
ほんの数秒で、彼女は物語をまるごとひっくり返した。涙を武器にして、私の発見を「暴力的で正気を失った発作」に仕立て上げてみせたのだ。
私は一歩、彼女...
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