第22章

「うんうん」星野結花は、何でもないことみたいに相槌を打った。

「結花、旦那さんって絶対RGの幹部でしょ? あのスタイル、あの雰囲気……」桜井美優は両手を合わせる。「結花がずっと幹部の太ももにしがみついててくれたら、私もずっと結花の太ももにしがみつける!」

星野結花はそれを聞いて、くすっと笑った。

「安心して。あんたのこと、置いていったりしないから」

……

豪奢な別荘。

明るいリビングにはどこか温もりがあって、淡いピンクと白で統一された内装が甘く上品にまとまっている。凝った天井の意匠が、さりげなく金持ちの余裕を主張していた。

ピンク×白のソファに、女がだらりと身を預けている。

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