第92章 ついに離婚することになった

すぐに月曜日がやって来た。

鳴海絃星はわざと早起きした。今日は、いよいよ開廷の日だ。

もうすぐ八幡誠言と離婚できる――そう思うだけで気分は晴れやかになり、思わず鼻歌までこぼれる。

「おばさん、なんでそんなに嬉しそうなの?」

川野梓が眠たげに目をこすりながら、絃星のそばへ寄ってきた。

鳴海絃星は優しくその小さな頭を撫でる。

「今日からね、おばさんは自由に戻るの」

川野梓はよく分かっていない顔で、それでもこくりと頷いた。

「おめでとう、おばさん」

絃星は白のセットアップを選んだ。無駄のないシャープな裁断。長い髪は低い位置でひとつに結び、細い首筋と綺麗な鎖骨がすっと覗く。

まず...

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