第141章

これらを見終えて、自分が今どんな気持ちなのか分からなかった。もし海子と父だけを責めるなら、自分はあまりに身勝手というものではないだろうか?そもそも、始めから終わりまで、主導権を握って物事を推し進めてきたのは私自身ではなかったか?この期に及んで他人を責め立てるのは、あまりに無責任で、意気地がない。自分の責任は、勇気を持って引き受けるべきだ。だが、だからといって海子を完全に許し、以前と同じように接することができるだろうか?それも違う。海子と父の艶めかしい関係を断ち切らせるという目的を達成するためには、今、心を鬼にしなければならない時なのだ。

私は海子と事を構えるつもりはない。だが、私の腹の内を読...

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