第192章

報告書に印字された結果を見た瞬間、頭の中が真っ白になった。どうすればいいのか、まるで見当がつかない。全身がびりびりと痺れ、体は勝手に震え出し、汗が頬をつうっと伝い落ちていく。思考という思考が、すべて抜け落ちてしまったかのようだった。

禁断症状に苦しむ中毒者とは、きっとこんな気分なのだろう。今の自分には何かの「薬」が必要だった。渇きを紛らわせるものが。けれど、何を探せばいいのかも分からない。なにをすればいい? なにを考えればいい?

……そうだ。煙草だ。

震える指先でポケットから煙草の箱をつかみ出し、ふたを開ける。だが手がぶるぶる震えてうまく一本をつまめない。ようやくつまんだ一本は、床にぽ...

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