第193章

 もう一冊の日記は、三年ちょっと前のものだった。しかも、日付の違う二本立て。そこにはいったい、何が書かれているのか。

 日記は日付の新しい順に、下から上へ並んでいる。いちばん上がいちばん新しくて、古いものほど下。いちばん上の分はさっき読んだ。上から二つ目と三つ目――その二本は、まだ開いていない。

 頭はまだ状況をうまく処理しきれていなかった。考えれば考えるほど混乱しそうで、とりあえず並んでいる順番どおりに読むことにする。ぼんやりとしたまま、上から二つ目、つまり三年以上前に書かれた日記をクリックした。

 ほどなくして、短い文章が画面に表示される。

「時間が過ぎるのって、本当に早いなあ。...

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