第254章 IFストーリー

父がそう言い終えると、いたずらっぽく海子にウインクをしてみせた。電話口の私には、その言葉の真意など分かるはずもなかったが――ベッドの上の海子には、痛いほど伝わっていた。なにしろ今、父は本気で彼女の下をむさぼっている最中だったのだから。

父の言葉を聞いた海子は、そのからかうような笑みを見上げる。それでも、そこに怒りの色は一切ない。もともと昂ぶりを抑えきれなかった彼女は、むしろそれをきっかけにするように、顔の上へとぶら下がっている父の陰茎をパクリと咥え込んだ。

「じゅっ……」

ひときわ強く吸い込む音が響く。海子は軽く顎を持ち上げ、唇をきゅっと丸くすぼめると、赤い唇の先で父の亀頭の先端をちょ...

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