第6章
ビデオを閉じると、私は震える手でティッシュを取り、汗でびっしょりの両手を拭いた。
父は最終的に海子の体に触れることはなかったが、これだけでも、私はかつて経験したことのない刺激を感じていた。
このビデオを見終えて、私はようやく父が今日、目を合わせようとしなかった理由がわかった。そこには息子である私への深い罪悪感が宿っていたのだ。彼自身も、義理の娘の体に対して最も原始的な欲望を抱いてしまったのだから。
しかし今の私は父に失望するどころか、彼の行動に深く感動していた。考えてみれば、正常な性欲を持つ男性なら誰でも、昨夜のような艶やかな場面を経験して、自制できるだろうか?父は何度も葛藤したものの...
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チャプター
1. 第1章
2. 第2章
3. 第3章 

4. 第4章 

5. 第5章

6. 第6章

7. 第7章 

8. 第8章

9. 第9章

10. 第10章 

11. 第11章

12. 第12章 

13. 第13章

14. 第14章 

15. 第15章 

16. 第16章 

17. 第17章 

18. 第18章 

19. 第19章 

20. 第20章 

21. 第21章 

22. 第22章 

23. 第23章 

24. 第24章 

25. 第25章 

26. 第26章

27. 第27章 

28. 第28章 

29. 第29章 

30. 第30章 


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