第68章

父親の男性器が再び海子の下へと向かうのを見て、私の心は突然興奮し始めた。今度の感覚は先ほどとは違っていた。なにしろ父親と海子の初めての本当のセックスを目撃するのだから。先ほどの感覚は心の痛みが大部分を占め、興奮はあまりにも少なかった。父親と海子の初回に慣れ、これから行われるかもしれない二回目を見つめていると、私は突然興奮を感じ始めた。まだ心の痛みはあったが、もうずっと薄れていた。私の男性器がズボンの中でゆっくりとうずき始めた。真っ暗なオフィスで、電気もつけずにいたため、コンピューターのモニターが発する微弱な光だけがあった。みんな帰宅し、一階の警備員以外は私だけだった。映像の中で愛撫し合う父親...

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