第152章

寮に戻ると、知意はシャワーを浴び、髪を乾かしてベッドに横たわった。意識が次第に遠のき、暗闇へと沈んでいく。

翌朝、知意はスマホの着信音で目を覚ました。

寝ぼけ眼でスマホを手探りし、薄目を開けて画面を見る。

光からのビデオ通話だった。

通話に出ると、すぐにあどけない声が飛び込んできた。

「お姉ちゃん! 起きた? 今日は週末だよ! 光と約束したもん! 山登りに行くって!」

知意は一瞬呆然とし、ガバッと跳ね起きて日付を確認した。

確かに週末だ。

昨日は目が回るほど忙しく、曜日感覚さえ失っていた。

慌てて布団を跳ね除けてベッドから降り、服を着替えながら画面越しに声をかける。

「光...

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