第67章

腹黒くて、計算高い。表向きは優しそうだが、裏で何を考えているか分かったものじゃない。

一緒にいると常に気を張っていなければならず、何か言い間違えて恨まれるんじゃないかとヒヤヒヤする。

こんな女が本当に義姉になったら、これからの日々がどれだけ息苦しくなることか。

どうせ義姉になるなら、もっとマシな女がいい。

清香は言葉を濁す皓の様子を見て、大体の察しがついていた。

テーブルの下で手をさらに強く握りしめる。爪が手のひらに食い込み、微かな痛みが走った。

それでも彼女の顔には、相変わらず優しく上品な笑みが貼り付いている。

店員がドアを開けて料理を運び込み、個室の微妙な空気が破られた。

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