第111章

その言葉を耳にした瞬間、藤原俊夫は口汚く罵った。

「ふざけるな! 俺を殺す気か! こんな薬を使いやがって……病院じゃ、命を助けるには俺のナニを切り落とすしかないと言われたんだぞ!」

藤原俊夫の剣幕に、佐能家の面々は一様に凍りついた。

佐能記由は顔を引きつらせ、咄嗟に弁解する。

「誤解です! 我々があなたを陥れるなんて、ありえません! 何かの間違いでは……」

その言葉を聞くや否や、藤原俊夫はズボンを引き下ろした。そこには、黒く変色し、すでに壊死が始まった患部が露わになっていた。

「だったら説明してみろ。これが何の誤解だ? 俺のイチモツがこんなことになってるんだぞ!」

その惨状を目...

ログインして続きを読む