第132章

「まさか、あの藤原太郎が藤原家の人間でありながら、これほど能なしだったとはな! ずっと日陰者扱いだったのも頷ける話だ」

「かつて藤原家に勢いがあった頃は、その威光を笠に着て偉そうにできたが、今やその家も没落の一途!」

「太郎本人は無職でブラブラ、小林美穂はギャンブル狂い。あまつさえ、あの廃棄物のような婿ときたもんだ!」

そう言って、武本義昭は口元に嘲笑を浮かべた。

「娘の藤原未咲に多少の才覚があったからよかったものの、そうでなきゃ一家揃って路頭に迷っていただろうよ」

「はっきり言わせてもらえば、俺が未咲ちゃんの親ならとっくに縁を切ってるね! お前らは娘に寄生して血を啜っているだけ...

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