第140章

皆、それぞれの思惑を抱えていたため、話は早かった。

芳川は、自分たちと同年代の中年女性を呼び寄せた。

「こちら、友人の万霞さん! 彼女もカードが好きなのよ。今日はちょうど人数合わせに来てくれたわ!」

小林美穂は、早くこのカモから金を巻き上げたくてうずうずしていた。

彼女は即座に口を開く。

「今日こうして集まれたのも、きっと神様がくれたご縁ですね! 御託は抜きにして、さっそく始めましょう!」

その言葉を聞くと、芳川も勿体ぶることなくきっぱりと言った。

「普段はミニマム三百からなんだけど、今日はあなたも初めてだし、百からにしましょうか。上限は八十八倍までね!」

上限八十八倍という...

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