第229章 藤原公雄の電話

「もし藤原家の連中がこの家具を私たちに売るっていうなら、あたし、後でこの家具を全部丸飲みしてやるわ!」

小林美穂はきっぱりと言い放ち、その顔には絶対の自信が浮かんでいた。

その言葉が終わるか終わらないかのうちに、藤原太郎のスマートフォンが震え始めた。

藤原太郎がスマホを取り出して画面を見ると――

「藤原公雄からの電話だ!」

そう言って、彼はすぐに通話ボタンを押し、スピーカーフォンをオンにした。

やがて電話の向こうから藤原公雄の声が聞こえてきた。『90万でこの家具を買い取るって言ったか?』

それを聞き、藤原太郎は嬉しそうに声を弾ませた。

「その通りだ!1800万出してやる、お前...

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