第234章 藤原家も揉め始めた

その言葉を聞くや否や、藤原麗は焦燥を露わにした。

「忘れないでよ、以前藤原俊夫は会社に一億六千万も注ぎ込んでくれたのよ!あいつが男として使い物にならなくなったからこうなっただけで、そうでなきゃ、あたしたちの家にだって、もっとお金を回してくれたかもしれないのに!」

「要するに、お前が役立たずだってことだよ!」

藤原おばあさんは氷のように冷たい声で吐き捨てた。

「本当に男を惹きつける力があるなら、男としてダメになろうが、女になろうが逃げられはしないんだよ!結局のところ、お前に魅力がないだけさ!」

藤原公雄は元々不満を溜め込んでいたが、母親が自分の娘をそのように貶すのを聞いて、途端に語気...

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