第287章 小林美穂、足を折る

彼女は小林美穂が一生、あらゆる苦痛を味わい続ければいいと願っていた。それなのに、あろうことか小林美穂はこの刑務所を出ようとしているのだ!

もしここで小林美穂を逃がせば、もう二度と彼女を痛めつける機会は巡ってこない。

そう考えた藤原おばあさんは、小林美穂の脚に向かって容赦なく蹴りを叩き込んだ。

渾身の力を込めた一撃だった。

バキッという骨が砕ける鈍い音が、その場にいた全員の耳にはっきりと届いた。

小林美穂は凄まじい絶叫を上げた。

脚から伝わる耐え難い激痛。間違いなく折れている!

小林美穂の脚が異様な方向へぐにゃりと曲がったのを目の当たりにして、藤原おばあさんは内心で快哉を叫んだ。...

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