第342章 お前たちを楽にしてやる

「その言葉を聞くと、来世でもまた孤児として生まれ、他人からゴミ扱いされるような気がするよ……!」

遊田敬二の言葉には、深い絶望が滲んでいた。

高橋祐介は頷いて言った。

「だったら、来世ではまともな人間になることを祈るしかないな」

その言葉に、遊田敬二は静かに頷いた。

「自分でも心底、救いようのないクズだと思ってるよ……。来世こそは、まっとうに生きたいもんだ」

そう言うと、彼の全身から憑き物が落ちたように穏やかになった。恐怖のあまり失禁していたにもかかわらず、どこか清々しい表情で立ち上がったのだ。

「ひと思いに殺ってくれ。それから……子供たちを無事に送り届けてやってほしい。ついで...

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