第351章 翻意する

「お前の言い訳なんか聞くか! そんなの全部、俺には関係ねえ。俺はレッカー呼んだんだぞ。なのに車を運んでない。だったら先に金を返せ!」

有馬友幸は、厚かましいにもほどがあった。

相手はたちまち顔を真っ赤にして怒鳴り返す。

「おい、あんた、人の話を聞かねえのか? 工場の決まりでな、レッカーを使った時点で費用が発生するんだよ! ここで返金したら、後で工場から俺に請求が来る。俺はどうすりゃいいんだ!」

有馬友幸は氷みたいな声で言った。

「どうでもいいだろ。勝手に処理しろ。俺には関係ない」

話が通じないと悟った男は、椅子から乱暴に立ち上がる。

「お前みてえなクズ、騙されて当然だ!」

吐...

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